「ここはお花見特等席☆明治を感じるレトロカフェ」 @松本市 お堀と青木カフェ

ゆずぽ2

2022年04月09日 17:55

BGM♬ミルクとシュガー duet with 上白石萌音/大橋トリオ




松本市、お堀と青木カフェ さんにおじゃま☆

気温がぐんぐん上昇して松本の桜も見頃に。
桜を見ながらの松本散策中に見つけたお店☆

松本市は国宝旧開智学校校舎に代表されるように明治以降、西洋の影響を多大に受けた都市なのかなと。
松本駅前の市街地を歩けば当初の風情が残るレトロな建築物に遭遇できる。
「お堀と青木カフェ」さんもそんな明治を感じることの出来るカフェ☆

場所は松本城の北側。
目の前にお堀が眺められる道路沿いに佇むレトロな建物がそうだ。



明治中期に開業した「青木医院」さんが前身。



閉院した後しばらくそのままになっていた建物が、家を引き継いだご家族の手によってカフェに生まれ変わりました。

さて玄関の扉を開けてインっ!



扉を潜るとそこには靴を脱いで上がるスタイルの玄関がそのまま。
その先は待合室かな・・
すぐに当時の光景が目に浮かんできそうに。
アルコール消毒や検温にも医療器具を使っていて昔を想像させるのに一役かっている。





さっそくお店の方がカフェスペースへ案内してくださいました。
これが多分診察室かな・・

ジャズが流れるお部屋は当時の趣を出来るだけ残してリノベーションしたという。
天井は亜鉛鋼板を型取り打ち抜いたパネルを繋ぎ合わせたもの。
ここにも明治!
和と洋の融合したこのお部屋は実に見応えがあって面白い。
それでいて居心地の良さを実感。



さらにその奥が処置室かなと。
こちらもテーブル席を配置した寛ぎスペースになっています。



窓からの眺めが良さそうだったのでカウンター席を利用させていただきました。

メニューを拝見して珈琲をお願いしました。
オーナーさんが丁寧に珈琲を淹れ始める。
珈琲の甘い香りが漂う中、待っている間にお部屋を拝見させていただきました。

2階に踏み入れたら素晴らしい眺め。
目の前に広がるお堀と桜。
遠くにアルプス。
いい季節だな〜としみじみ(^^)
この2階は和室になっていて予約制のお花見席として利用できるそうです。
これはまさにお花見特等席☆



ジャズを流す音響機器にも拘りが。
今では珍しい真空管アンプ。
写真では分かりにくいですけど真空管がポ〜っと柔らかい赤を灯していました。
あったかい音というのはこういう音響機器から生まれるのかもしれない。





さて珈琲が出来上がりました。
「お堀と青木カフェ」さんのオリジナルコーヒー☆



ふわふわのキャラメルラテ☆
ベースの珈琲ももちろんおいしいです(*´∀`*)

ここのカウンター席もお花見特等席だ(*´∀`*)



桜を眺めながらゆっくりいただきました。

「お堀と青木カフェ」さんを拝見してこんな所に松本スピリッツを感じたりする。
新しいものばかりじゃなく、古き良き時代を大切に継承してくださる。
ありがたいですね〜!
この建物に踏み入れたらそんな気持ちになりました。

「お堀と青木カフェ」さんは明治を感じる珈琲の旨い店☆
またおいしい珈琲ご馳走になります。
ありがとうございました。



今回はこちらの曲を聴きながら記事作成♪
ミルクとシュガー duet with 上白石萌音/大橋トリオ
https://youtu.be/anJv4t6AQ6k

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